肘の痛みをなくして思いっきり野球を楽しもう！！

成長期の野球選手に多いと言われる『野球肘』

大事なお子さんが次のようなことで悩まれていませんか？

☑ボールを投げようとすると毎回痛がる…。
☑肘の曲げ伸ばしがスムーズではない。
☑急に肘が固まったように動かせなくなる。
☑治療を受けているがなかなか良くなっている感じがしない。

そんな症状心配ですよね？　思いっきり野球を楽しんでほしいですよね？

そんな野球肘の原因や症状、解決方法などをこのブログで詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読まれてくださいね。

野球肘とは？

文字通り野球の投球動作により、肘を痛めてしまうスポーツ障害の一つです。野球の投球動作は、肩や肘に対してずっと負担をかけてしまいます。

それに、小・中学生の関節は、大人の成熟した骨と違います。まだ未発達な骨や軟骨で柔らかいため、過度な負荷に弱くどうしても小・中学生の野球少年に多い障害です。

また発症時期により以下のように分けられます。

野球肘の種類

大きく分けて3種類で内側型・外側型・後方型に分けられます。また、発症時期により内側型・外側型・後方型でも疾患に若干の差が出てくることが多いです。

・内側型：発育型…内側上顆剥離骨折
　　　　　成人型…内側側副靭帯損傷、
　　　　　　　　　尺骨神経障害

・外側型：発育型…肘離断性骨軟骨炎
　　　　　成人型…滑膜ひだ障害

・後方型：発育型…肘頭骨端線閉鎖不全
　　　　　成人型…肘頭疲労骨折、
　　　　　 　 　      後方インピンジメント症候群

などの疾患が診断されます。

野球肘の症状

①肘の内側が痛くなる内側型
投球動作時に、肘の内側へ力が加わり筋肉や靭帯、神経が伸ばされることで少しずつ損傷されていきます。

それにより、肘の内側を押したときや投球時に痛みを感じたり、腫れや肘関節の可動域が制限され、小指側にしびれが出ることもあります。

気にせずにプレーを続けると、剥離骨折を起こすこともありますし繰り返し負荷がかかり続けることで靭帯は緩くなり、肘関節の機能が低下してしまいます。

そうなると球速・遠投距離の低下に繋がることになります。そもそも全力投球ができなくなる可能性も出てきます。

②肘の外側が痛くなる外側型
投球動作時に肘が外側にひねる癖があり、何度も繰り返されることで、上腕骨と橈骨がぶつかり肘の外側に炎症が起こります。

またその状態で投球動作を繰り返していると、軟骨が剥がれることがあります。いわゆる関節鼠です。剥がれた軟骨が鼠のように関節内をコロコロと動き回ります。

その軟骨が関節の間に挟まると、急激な痛みとともに肘が動かせなくなります。すると関節損傷を助長し、変形性肘関節症などの進行に繋がる事があります。

そして投げるときに痛みや腫れ、肘関節が制限されてしまいます。

➂肘の後ろ側が痛くなる後方型
投球動作後のフォロースルーの時に肘は伸びますが、この時に肘の後ろで骨同士の衝突が起こります。その衝突の繰り返しで痛みが出てきます。

肘の後ろ側を押したり、ボールを投げたりすると痛くなります。

野球肘の原因

1番の原因はオーバーユース(使いすぎ)と言われています。繰り返し行われるボールを投げる投球動作により、肘に負担がかかり、骨(骨端線)や軟骨、靭帯、筋肉に影響を及ぼし発症します。

使いすぎでなりやすいと言っていますが、不適切な投球動作で速い球を投げたり、遠くに球を投げるなど、たった1球でも野球肘を発症することもあります。

また子供と大人で障害が発生する部分が変わるのは、子供から大人へ成長するにつれて肘の中で最も弱い部位が変化し、この最も弱い部位に障害が起こりやすいからです。

野球肘の一般的な治療法

野球肘の治療は主に保存療法が行われます。野球肘の種類に関しても説明してきましたが、どのタイプでもまずは『痛みが強い場合は投球をしないこと』です。

投球をやめている間に、肘周囲の筋肉のストレッチを行い、可動域を広げて復帰した時に肘へかかる負担を減らすようにします。

痛みがあまりにも強い場合は、ステロイド注射を行うこともありますが、複数回使用すると、腱断裂の恐れがありますので回数は限られています。

痛みが減少してきたら、投球動作のチェックや、筋力トレーニングなどのリハビリをしながら復帰に備えていきます。

当院の野球肘に対してのアプローチ

当院では、痛みが出ている肘だけではなく、お体全体を独自の検査で確認して施術していきます。その理由は、痛みが出ている肘関節だけが原因とは考えていないからです。

例えば、原因として肩(肩甲骨)や骨盤、姿勢が影響しているのであればそこに対しても施術をしていかないと復帰をしたところでまた再発してしまいます。

だからこそ当院では、全身を独自の検査で把握し施術していきます。そうすることが痛みを取る最短ルートであり、再発防止に繋がると考えています。

※得られる効果につきましては個人差がございます。

トントン整体とは

トントンと軽く叩くことによって血液循環が良くなり、回復力が全身に行き届きやすくなる画期的な整体法になります。

また体に負担が少ない整体法なので、お子様からお年寄りの方まで安心して受けることが出来ます。

最後に

今肘の痛みで、お医者さんから投球を止められているけど、痛みが引かずにどうしたらいいのかわからず落ち込んでいませんか？

痛みが出ていて練習を休んでいる間に、再発しにくい体づくりしませんか？もし、このブログを読まれて少しでも気になった方は当院にご相談ください。

思いっきり野球を楽しめるように、全力でサポートさせていただきますので当院にご相談ください。