日々の生活の中で何気なく行っている動作。
その「何気なく行っている動作」が知らず知らずのうちに肘に悪影響を及ぼしているかも・・・。
上腕骨外側上顆炎の症状に関してこの記事を読むことによってなぜ上腕骨外側上顆炎になってしまったのか?
その原因や対策方法がわかるので、今後悩まない身体づくりを実現することができるでしょう!
肘の構造について
皆さんは、肘の構造についてどこまでご存知でしょうか?
主に、肘関節(腕尺関節)は、蝶番関節にあたります。
蝶番関節とは片方の骨の表面が凸曲面(尺骨)であり、これがもう一方の骨の凹曲面(上腕骨)のくぼみに適合する関節のことを指します。
ドアの蝶番のように一方のみに動きます!
よって肘関節の構造は膝関節と非常に似ており、主な動きは屈曲(肘を曲げる動作)と伸展(肘を伸ばす動作)になります。
肘関節の役割について
肘関節は肩の強力な動きと手の細かい動きを結びつける役割を持っています!
ただ、深い部分の機能的なケガの部位としては時折見落とされていることがあります。
肘関節を含めた腕は、ものを持ち上げる・運ぶ・衝突の際のクッション・転倒時の体の勢いを和らげる働きがあります。
また、スポーツでラケットやクラブを振る。
もしくは投球時・補給時に手を目的の場所に適切に移動させられるかは、いかに腕・肘関節を効果的に使えるかにかかっています。
上腕骨外側上顆炎と日常の生活との関係性について
上腕骨外側上顆炎を起こす原因として挙げられている動きが、物を持ち上げたり手を捻ったりする動作になります。
それを継続的に行っていくと、外側上顆に負担が蓄積され、結果として上腕骨外側上顆炎が発症します。
上腕骨外側上顆炎と関連した動作を慢性的に繰り返す動きとしてはテニスでの動作が多いです。
ただ、全員がテニスをしていて痛める事なんて少ないと思います。
実際には、家事を通して同様の動作を繰り返すことで起こることが多くあります(例えば雑巾を絞るなど)。
テニスをしたことのない主婦に発症することも稀ではありません。
一般的には加齢とともに腱が傷んで起こるとされていますが、原因について正確にはわかっていないのが現状です。
一般的な病院での治療法
一般的な病院での治療法として、保存療法と手術療法の2パターンがあります。
✅保存療法
・手首や指のストレッチをこまめに行う。
・スポーツや手を良く使う作業を控えて湿布や外用薬を使用する。
・肘の外側に局所麻酔薬とステロイドの注射をする。
・テニス肘用のバンドを装着する。(装着方法は主治医にご相談ください)
✅手術療法
筋膜切開術・切除術・前進術・肘関節鏡視下手術など。
当院の施術について
当院では、まず先に痛みが出ている肘よりも身体全体の状態把握から入ります。
痛くなっている個所も大事なのですが、私たちの考えはその痛みが出ている個所に負担がかかる状態に身体が変化しているので痛みが出ていると考えています。
患部だけ治療してもすぐに戻ったり治療自体の効果が出なかったりするので、結果長く通院しないといけなくなります。
肘に影響を与えている部分を集中的に施術して痛みをなくしていく形と、それと並行して身体の循環も一緒に良くしていきます。
そうすることで、身体の硬さだけではなく循環もよくなり人間が本来持っている自然治癒力まで一緒に高めることができるので早期回復が望めます。
トントン療法は、当院独自の施術方法でたくさんの症状を見てきたプロが担当しますので安心してお任せください。
最後に
皆さん、上腕骨外側上顆炎についてここまで話してきましたがいかがだったでしょうか?
最近では、若い人でもなる方が増えてきています。
いざその症状になると、痛みにより日常生活に支障が出てしまいます。
そのためにもこの記事を読むことでどういった原因で起こるのか?起こる前にどういった対策をしたらいいのかが分かると思います!
肘の痛みで悩まれている方、ぜひ当院の施術を受けて、痛みのない快適な日々を過ごしていきませんか。