マッサージの仕事をするには自分を守る所から!

マッサージの仕事をするには自分を守る所から!

初めに

筆者はリラクゼーションサロンで働いていた事もあり、様々な症状に悩まされた事もあります。特に手や肘に何かしらの不具合で悩まされていることが多いです。他にも肩コリや腰痛などもあるので、自分がほぐされたくなります。

マッサージ師においての不具合

・腱鞘炎
手を良く使う人に起こります。症状としては痛みや腫れが出てきます。マッサージの場合は手首と指を酷使するのと、前腕に力が入りやすいのでならないように気を付ける必要があります。

・ばね指 

腱鞘炎が進行してくると指を曲げる時に痛みが出たり、曲げた状態から戻す際にカクンとばねのように戻ってしまい指のスムーズな曲げ伸ばしが困難になってしまいます。ここまでくると蓋を開けらなかったりと日常生活にかなりの影響が出てきてしまいます。

・腰痛
身体を捻じったり曲げたりする仕事なので腰痛になります。腰椎(腰の骨)は元々そんなに動く所ではなくて、その上にある胸椎(胸、背中の骨)が硬くなると、必要以上に動かすことになる+捻じれなどで起きてしまいます。

一般的な治療法

・保存療法
手の症状に関しては安静にしたり、炎症が強い場合は冷やした方が良い時もあります。腰痛に関しては筋肉の問題が大きいので、ストレッチをおすすめします。
・注射
ステロイド注射を打って痛みを軽減させて炎症を抑える方法です。一時的には痛みが無くなることが多いですが再発の可能性もあります。
・手術
これは最終手段ですが局部麻酔を行い、炎症している部分に対して手術を行い痛みを取り除く方法です。保存治療、ステロイド注射でも再発をしてしまう場合は手術をします。手術しても再発してしまう方もいるので油断は禁物です。

当院での施術方法

当店では悪い部分だけではなく身体全体を見ていきます。
例えば手の症状の場合は、首から繋がってる神経が原因で起きてる場合があります。首が悪くなる原因が骨盤だったり、脚の位置だったりする事もあるのです。

腰痛に関しては筋肉の問題が大きいのである程度は仕方ない部分があります。マッサージをやる上でスタンスがかなり大事になってくるので硬い所を緩めるのはもちろん、使えてない所を使えるようにして綺麗なスタンスでやる事が対策になっていきます。

このように俯瞰して見る事によってその人にとっての原因はどこか?をしっかりお話しを伺いながら探っていきます。

最後に

相手の心を癒せて身体を良くできるこの仕事はとてもやりがいのある事だと思います。しかし相手を健康にする上でまずは自分が健康でないといけません。そして少しの痛みなら何とか出来るのですが、進行すると仕事だけではなく日常生活にも影響が出てきてしまいます。

体力勝負の仕事でもあるので、しっかりケアしながらなるべく長く仕事が出来るように一緒に身体作りをしていきましょう!